株式会社 EDGE 名刺デザイン


SHOWCASE 01:

株式会社 EDGE 名刺デザイン

株式会社 EDGE 名刺デザイン

株式会社 EDGE 名刺デザイン

株式会社 EDGE 名刺デザイン

株式会社 EDGE 名刺デザイン


 


株式会社EDGEは「真のマーケティング」を実践する会社として渋谷に開業し、それに伴い「自身(社長)のことをプロフェッショナルであると捉えてもらえるような名刺」を探しているとのことでした。いわゆる普通の名刺ではなく、戦略的な名刺が欲しいとのことでした。

 

そこでまずはEDGEについて、プロフェッショナルというものについて、渡す相手はどんな人なのかといった、あらゆる情報をヒアリングしました。そして、いかにファーストコンタクトでEDGEの姿勢なり考え方、プロフェッショナルさをブレなくストレートに伝えられるか、植え付けられるかを考えました。

 

EDGEのビジョンすでに設定されていて、それは「marketing excellence」。制作を進める上でより具体的にしたほうが良いと考えたので、その意味合いとして「売上に関する問題を抱えている企業に対し、『真のマーケティング』活動を通じて、その解決策を提案・実践、そして確実な成果を生み出す」を定義しました。これがビジョンです。

すなわちこれがEDGEにとっての「プロフェッショナル」である部分です。ですのでこれを名刺で伝えればいいわけですが、例えばそれをコンセプト文として、ウラ面に字面で説明したところで読んでくれるのはその場でスグとは限りません。初めての打ち合わせの席で、まず初めにプロフェッショナル感を感じてもらいたいので、字で説明するのは今回の場合機能してくれないだろうと考えました。

 

さらにヒアリングで交わした内容には、プロフェッショナル感を感じることでの期待感やワクワク感といったものまで感じて欲しい、というものがありました。コンセプトを字で説明する方法では、これは達成できないのではないかとも考えました。

 

プロフェッショナルとしての活動が期待を生む。

 

EDGEのビジョンを伝えるために、「プロフェッショナルなEDGE」というブランドイメージを構築して、パッと肌でビジョンを感じ取ってもらうことが、

感覚的に伝わる分ファーストコンタクトでもブレなく伝わるので良いのではないかと考えました。さらにそこへ、期待感やワクワク感を感じてもらえるようにしようと。そこで次に、「期待感」とはどういうものなのか、改めて考えてみました。

 

期待感は、例えば相手が思いもしなかった意外な角度からの視点を提案されたり、計画よりも予想外に多くの売上を達成したりしたときの、良い意味での「意外さ」があって初めて思うのではないか。また、これらの活動をさらっとシンプルに、かつ大胆にこなすことで、「やるね(さすがだね)」という圧倒感。これが期待感につながるのではないかと思いました。

 

つまり「期待感」とは、EDGEとしてプロフェッショナルな、職人的な仕事を徹底的に突き進めていけば、おのずと見えてくるものなのです。「確実な仕事」を積み重ねて得るものです。考えてもみれば、会ってそうそう名刺を見ただけで期待感なんて生まれるわけありません。

まだどんな人なのかも知る前なのですから・・・。

 

またそれは同時にワクワク感や信頼感を生むことにも繋がります。すなわち、プロフェッショナルさが行き着く先に、必然的に期待やワクワク、信頼が存在しているのです。そして、まさしくこれがEDGEとして、社長が求めている本質的な価値なんだろうと考えました。

 

「プロフェッショナルとして目の前にある案件を確実にこなすだけ」。この職人的な潔さ、技術力が、期待感と信頼感を生みます。

 

そこで、EDGEのブランドイメージのコンセプトとして、以下が必然的であり相応しいと導き出しました。

 

「職人的な、潔くクールでかつ重厚感」

 

世にあるマーケティングというものが、理屈を並べた企画作りだけ=理屈作り(戦略提案)が目的と化しているのに対し、

めんどくさいこと一切合切全部削ぎ落とし、「真のマーケティングとは売上を上げること、以上。」という潔さ、本質美を印象として与えること。その職人気質さを伝えること。

 

EDGEのブランドイメージとして、これらのイメージを感じてもらえれば、プロフェッショナルとしての確実性を感じることはもちろん、その上で着実に仕事をこなすことによって、相手はEDGEに対し信頼、そして期待を寄せることになるであろうと考えたのです。そしてこれらはEDGEというブランドに、イメージを着飾らせることでは全くなく、EDGEが本来持っているビジョンを、分かりやすくそのまま形にしてあげることです。

 

名刺を渡しただけで一気に期待やワクワク感を生み出すなんて不可能なことです。それは、プロとしての活動があってのこと。この名刺デザインのフルの機能性は、名刺を渡したその瞬間だけでなく、社長が確実な仕事をして初めて機能が完結するものとなっています。

必然的・極限的デザインに“プランB”など無い。

 

コンセプトが決まったので、次は具体的な形に落とすデザイン作業を行いました。コンセプトは「職人的な、潔くクールでかつ重厚感」ですから、素材は強さのある金属が相応しく、色は黒地に白で、潔いレイアウトで文字を配置する。遊びなどは一切必要とせず、極めて王道的に文字を置く。それがコンセプトから導き出される、必然的な形=デザインであろうと考えました。そのため“プランB”は考えられません。存在しない、というほうが適切かもしれません。すなわち、これはこれ以上のない機能美な形であると。

 

金属の厚みは、一度に持ちたい枚数が20枚程度ということでしたので、厚くてもせいぜい1cm厚ぐらいに収めたいところ。そのため1枚の厚みは0.5mmにし、素材はヘアライン加工を施し量感を出したブラック塗装のアルミを使用しました。

レイアウト面では、普通は氏名を大きく扱うのが名刺というものですが、今回はEDGEというブランドイメージを伝えたかったので、氏名ではなくEDGEという社名を大きく配置しました。氏名は住所などと同じ文字サイズ・文字太さであり、これが結果的にユニークなデザインにもつながることとなったのではないかと思います。